どうも皆さんこんにちわ！２児の母兼フォトグラファーのヒジコです！

早いものでこちらのコラムを書かせて頂くのも今回で最終回となりました。

ママカメラ部発足から約１年。この一年は人生の中で一番早かった・・・

コロナによる外出自粛やらで何とも中身の薄い様な濃い様な不思議な一年を過ごした方も多いでしょう。

そんな中このコラムを読んでくれて少しでも一眼レフカメラについての知識をつけてくれた方がいたらめっちゃ嬉しいです＾＾

写真撮影の技術的なお話と機材の知識的な部分は、私からお伝えできるレベルはもう全てお伝えしたので今回の最終回では、写真の必要性というか内面的な部分のお話ができたらなと思います。

最後なのでちょっとキャラも真面目に行くよ！（キリッ）

感動のフィナーレなので少々熱く語らせていただきますが、

お時間許す限り（？）どうぞ最後までお付き合いください笑

写真は自分の視点をカタチにするもの

いきなりですが皆さんはどんな時に写真を撮りたいと思いますか？？

綺麗な夕焼けを見たとき？ケーキが美味しそうに焼けた時？子供の寝顔が可愛かった時？運動会で頑張っている子供の表情を見た時？

当然、カメラのシャッターボタンを押すだけで簡単に写真が撮れるわけですが

シャッターを押す原動力になる気持ちの揺れって実は様々なのだと思います。

でも全てに共通して言えるのは

「自分の興味のある事、好きな事を記録して記憶にとどめておきたいと思った時」なんですよね。

写真は気づきを与えてくれる

目の前に広がる光景が美しかったら当然それを記憶に留めておきたいと思いますよね？

では、子供が自分が作ったご飯を美味しそうに食べている姿を見たらどうでしょう？？

決して綺麗なスタジオではなくて、おしりふきやマグが散乱している自宅のダイニングテーブルであっても「かわいい！写真に撮りたい！」と思いますよね？？

もうその気持ちの揺れこそが最高のシャッターチャンスな訳です。

スタジオでスマッシュケーキしてる我が子ももちろん最高にかわいいでしょうが、

ママさん自身がの気持ちが高揚した時こそが将来見て価値のある写真になっていくんじゃないかな？と思っています。

いつも見てる景色も、映えないと思っていたリビングも

写真にしてみるとうん、悪くない。いや、いやいや、めっちゃ幸せやん！

日常を切り取る写真を通して今の暮らしぶりを俯瞰で見た時

ささやかな幸せに気付くことができると思うのです。

私自身、出産直後は孤独との戦いでした。

子育てビギナーだから当然何も分からずに不安だらけで

毎日同じことの繰り返し・・・

当時は社会から置いてきぼりを食らっている様にさえ感じていました。

そこで写真の力を借りるわけです。

大変だと思っていたことも写真にしてみると

クスッと笑っちゃえたりしますよ！

なのでママさん達には是非ともここでお伝えしてきた写真の構図や光の読み方など

基本的な写真テクニックを駆使して「映えない写真」もどんどん残して欲しいわけです。

プロのフォトグラファーによる日常写真の出張撮影は最近じわじわと広まってきています。

私も日常撮影は激推し中なのでご依頼待ってます（ちゃっかり宣伝w)

写真は年々価値が増してゆくもの

一番大切にしたいのが１０年、２０年経った時の写真の価値です。

例えば１０年後にお子さんが、

自分のことを力一杯に抱きしめている親の写真を見たら

何を感じてくれるでしょう？

いつもの暮らしぶりを切り取った写真は大切な記録材料としての役目を果たしつつ、

「自分はこんなに愛されて育ってきたんだ」という

お子さんにとっての自己肯定感を育む最強の武器になってくれます。

そして、正解のない子育てというミッションに向き合っているママ達にとっては

「これだけ愛情を注いできたから大丈夫！」と自分の子育てに自信が持てると思うのです。

そして２０年後、写真を見ることで

「懐かしさ」という心地の良い感情にいつでも触れることができるだろうし

時には、その懐かしさに勇気付けられるかもしれません。

あっという間に過ぎてしまう子育て時期。

全て記憶しておくことはできないけれど、愛してきた事実を残しておくことはできます。

「いつかのいつも」にいつでも戻れるように、そして今を思い切り豊かに生きられるように

たくさんの「愛おしい」を写真に残してくださいね！

最終回にご紹介したい写真達があります。

去年の夏、私の親友が旦那さんの転勤の関係で海外へ旅立ったのですが

大切にしていた我が家での暮らしぶりを是非写真に残して欲しいと依頼がありました。

「海外転勤で心細い中、心の拠り所にして欲しい」という気持ちで撮影しました。

お家での写真でも、誕生日でも何の記念日でもない何気ない一日の写真ですが

こんな風に暮らしていたあの頃の記録です。

１０年後にどんな風になってこの子達と私は再会するのだろう

この写真を見ながらどんな話をするのだろう？今からとても楽しみです。

皆さんも将来の子供達、そして自分自身の子育て肯定の材料としてたくさんの今を記録して

楽しいカメラライフを送ってくださいね！

子育てのお供にぜひカメラを！が合言葉よ（笑）

一年間お付き合いくださりどうもありがとうございました！！また機会があればどこかでお会いしましょう！さよなら～～～！

最後に　・・・とある家族の何でもない一日ギャラリー　

お・し・ま・い(^^♪